ミャンマー人のミャンマー人によるミャンマー人のための自立した社会の実現へ

 

特定非営利活動法人 ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)は、ミャンマー人のミャンマー人によるミャンマー人のための自立した社会の実現支援の事業を行い、ミャンマー・日本の両国間の医療・農業を通じた国際交流の促進、クリニックと菜園の運営支援活動を通じた生活基盤の充実と母子保健の向上に寄与を目標に活動しています。この自立支援のプロセスをミャンマー農村部村民とともに実践することをミッションとして掲げています。

ミャンマーでは5歳未満の乳幼児死亡率が55人/1000人と高く、死亡の主な原因はマラリアへの感染、必要栄養素の摂取不足による栄養不良や衛生の知識不足による下痢の罹患等となっています。さらに、衛生、栄養に関する教育を受ける機会が少ないため、手洗い、必要な栄養摂取等の大切さが理解されておらず、たとえ一時的に病気が回復したとしても再び病にかかってしまうという負のスパイラルに陥ってしまっているのが現状です。また農業が主な収入源ですが村民の大半は畑を持てず、収入が少ないため野菜等の食べ物を購入できず、栄養不良に陥ります。

そこでMFCGは村々を巡回する移動クリニックにおけるマラリア等の感染症や下痢症の治療と共に栄養不良の人への栄養補給、栄養についての知識の提供、家庭菜園など自給作物の栽培指導・食生活の改善、村の住民へ手洗い等の保健衛生の知識の提供と定着を行います。「クリニック」「菜園」「保健衛生教育」の三本柱から、ミャンマー村民の生活基盤の充実と母子保健の向上を図ります。またこうした活動に日本の医師も参加することで、補聴器一本で人間のいのちの声を聞く現場特有の医療に触れ、日本の医師の経験蓄積にも繋がると考えます。

 

代表者

名知仁子

SVP東京による
サポートの内容
組織基盤強化支援/ 事業モデル策定支援/ ファンドレイジング支援/ 広報・PR支援
URL http://mfcg.or.jp/