(公益社団法人難民起業サポートファンド)

難民のためのマイクロファイナンスと起業サポート

 

“難民”と言うと、遠い国の出来事のように思われていますが、実は、日本にも難民は来ています。年に百人を越える人々が、 日本政府に難民認定を申請しています。そしてその数は近年大幅に増加しています。彼らはそれぞれの国の迫害から逃れてきたはずなのに、日本で生きていくには、難民申請などの法的な問題に始まり、言葉の壁や、住居や就労など、多くの困難に直面しなければなりません。そんな彼らの困難を少しでも減らすために、1999年認定NPO法人難民支援協会(JAR)は設立されました。

そして2010年、JARでは、難民のためのマイクロファイナンス・起業サポート事業を立ち上げることとなりました。難民自身の自立と生活の安定化を促進し、近年の”難民”という言葉の使われ方に象徴される「重荷」といったイメージから、すばらしい可能性を持った「人財」としての転換を図りたいと考えています。また、難民の起業精神=ベンチャースピリッツが、日本に暮らすさまざなま人びとや日本社会に活力をもたらすようなモデルともなることも目指します。

個人や個々の家族が孤立し、相互扶助機能が低下した生活環境を、我々NPOはコレクティブハウジングを推進することにより再生し、多様な暮らし方・生き方を受け止められる住環境づくり、安心安全なまちづくりを行っていきます。

 

代表者 石川えり(難民支援協会 代表理事)
吉山昌(公益社団法人難民起業サポートファンド 代表理事)
SVP東京による
サポートの内容
経営戦略の立案。マイクロファイナンス機関設立。資金調達、広報のサポート。融資審査体制の整備。融資を受ける難民のための起業経営支援
URL http://www.refugee.or.jp/

http://espre.org/